渡部信子先生コラム
No.01 2010年07月
【No.01】プレママと腰痛
プレママの皆さん、はじめまして!暑いですねー、ホント、ご苦労様です。
私は三人の息子と三人の孫を持つ助産師で、カイロプラクターでもあります。
二人目の息子は6月生まれなので、ツワリの時期は涼しい秋、大きなお腹で暑い思いをすることなく過ごせてとても楽でした。(^0^)
でも、一人目は11月、三人目は10月だったので本当に大変。
お好み焼きの鉄板の上にのせられているような気分で、カンカン照りの道をヨタヨタしながら歩いていたことを、30年以上たった今も忘れられません。
でも暑くてしんどかったのはその時だけ、陣痛で痛かったのもせいぜい半日、「何がしんどかった?」って聞かれたら「産後の腰痛」と迷わず答えます。
自分の腰痛は人並みよりひどいのかどうなのかも分からず、授乳のため痛み止めも飲めず、痛くても子どもの世話で身体を休めることもできず、いつ治るとも知れず、、、、(;_;)
そうして三人目の産後10年くらいたった頃ついに、手で腰を押さえ右足を引きずって、白衣を着て病院で働くには、あまりにもみっともない歩き方しかできなくなり、整形外科へ。
でも「骨はきれいです」と湿布をもらっただけでした。
さらに、左の膝も痛くなった時「ああ、私も母と同じや。あんな人生を送りたくない。あんな死に方はしたくない」と思ったのです。
「可愛い赤ちゃんのためですもの、これくらいの腰痛は我慢しなくっちゃ」、「もうすぐ予定日、あと少しの辛抱」と思っていませんか?
それは大間違いです。
お腹の中の赤ちゃんは、貴女よりもっとしんどがっているかも知れません。
それに、妊娠中の腰痛、足の付け根の痛み、恥骨の痛み、肩こり、頭痛は産めば治るとは限りません!
どうしたら痛みのないはつらつマタニティライフ、すんなりお産、らくらく子育てができるのでしょうか?
私が母親として助産婦として、カイロプラクターとして、体験し学んだことをこれから連載で、皆さんにお届したいと思います。
では、お楽しみに。(^-^)/~
(初出 2010年7月18日)
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