銀のスプーンは、ヨーロッパで出産祝いに喜ばれる縁起物です。

中世のヨーロッパでは、金属製のスプーンで食事を摂るのは、ごく一部の上流階級の人々だけでした。特に銀食器は、ヒ素化合物に反応すると変色をする特性があり、食中毒などから自分の身を守る知恵として貴族に好まれたと言われます。

この歴史的背景からヨーロッパ文化圏では、裕福な人々を「銀のスプーンをもって（くわえて）生まれてきた」と言い表すこともあります。ここから、生まれてきた子どもが、食事に苦労することなく、裕福で幸せに暮らせますように・・・という願いを込めて、銀のスプーンを出産祝いに贈る習慣となりました。

日本でも「箸祝い」や「お食い初め」など、地方によって呼び方は様々ですが、母乳から離乳食へとうつり変わる時期に、子どもが一生食べ物に困らないよう願って、お祝いをする習慣があります。最近では、モダンでセンスのいい贈り物として、可愛らしい銀のスプーンをお祝いに選ばれる方も多くいらっしゃいます。

スプーンの持ち手に赤ちゃんのお名前と生年月日を刻印することができます。ご注文の際に、刻印のタイプ(ひらがな・和暦もしくは、ローマ字・西暦)と、お好みの書体をお選びの上、赤ちゃんのお名前と生年月日をお知らせ下さい。

なお、一度刻印をしたシルバースプーンは、返品/交換をいっさい承りません。ご入力の際に、お間違いがないかどうか、今一度ご確認の上、ご注文をお願いいたします。

この刻印入り商品につきましては、お支払い方法をクレジットカードもしくは銀行、郵便の前払いに限らせていただきます。他のお支払い方法をお選びいただいても、お支払い方法のご変更をお願いしておりますのでご了解下さい。